医療・健康・福祉

ヒアリングフレイルを知って予防しましょう!!

耳が聞こえにくくなったと感じることはありませんか?

   聴く姿

「ヒアリングフレイル」とは…

聞き取る機能の衰え(耳の虚弱)という意味です。聞こえにくさから、会話に参加することが困難になると人とのつながりが低下し、虚弱な状態や認知症のリスクを高めます。

なぜ耳がとおくなるの?

聞こえづらさの原因は耳の中にある音を察知する毛(有毛細胞)が、加齢により少なくなることで起こります。有毛細胞は再生しないため、一度難聴になると治らないことが特徴です。

聴脳力チェックについて

ヒアリングフレイルリスク評価
(4つ以上当てはまると聴力低下によるフレイルリスクが高まります)

?家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある
?相手の言ったことが推測で判断することがある
?外出することが億劫になった
?会議や会食など複数人の会話がうまく聞き取れない
?話し声が大きいと言われる
?会話をしている時に聞き替えることが増えた
?大きな声で話しかけられてもうまく聞き取れず聞こえたふりをしてしまう

ヒアリングフレイルを放置しておくと身体虚弱(フレイル)や認知機能の低下を招くことがあります。 

あなたの聴こえは大丈夫?

「聞こえづらさを感じたら?」早期発見・早期対応が大切です。
「聞こえにくいかな」と思ったら、耳鼻咽喉科に相談しましょう。

スマートフォンやタブレットをお持ちの方は、アプリ「みんなの聴脳力チェック」で聴覚の状態を簡易にチェックすることが可能です。

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・「みんなの聴脳力チェック」アプリダウンロード(Android版)

・「みんなの聴脳力チェック」アプリダウンロード(iPhone/iPad版)

ダウンロード方法などの詳細は、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社ホームページをご覧ください。

ヒアリングフレイルの予防のポイント!!

加齢に伴う難聴は、老化現象の一種なので、誰にでも起こりうることです。
しかし、進行を遅らせる加齢以外の原因を避けることで予防は十分可能です。

聴力低下の予防策として耳にやさしい生活を心がけましょう

・大音量でテレビを見たり音楽を聴いたりしない

・騒音など、大きな音が常時出ている場所を避ける

・騒音下で仕事をしている方は耳栓をする

・静かな場所で耳を休ませる時間を作る

・耳鼻咽喉科で聞こえの検査

・早期に補聴器で聞こえをサポート

今すぐできる耳トレ

疲れにより聞こえ方は変化します。自分自身や周りの方のために生活の中で耳トレを取り入れてみましょう。

                          「聞こえにくい」が治る耳トレ(だいわ文庫)中川雅文 著より

側頭筋ほぐし

耳トレ1

1.人差し指と中指でこめかみを押して円を描くようにぐるぐるマッサージをする。(10回)

2.同様に耳の真上をぐるぐるマッサージをする。(10回)

3.同様に「耳の後ろの髪の生え際」をぐるぐる、うなじに向かって3センチずつずらしながら3か所でぐるぐるマッサージをする。(10回)

耳引っ張り

耳トレ2

1.椅子に浅く座り、背筋を伸ばす。

2.左腕を挙げて耳を後ろからつまみゆっくり真上に引っ張て5秒キープ

3.反対側も同様に行います。

ヒアリングフレイルサポーター養成講座基礎テキストより掲載

外部リンク:厚生労働省「聞こえにくさ」 感じていませんか?

      一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のホームページ

 

 

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〒300-3592 結城郡八千代町大字菅谷1170

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