自分にとっては良い香りでも、周囲には困っている人がいるかもしれません。
香害(香りの害)とは、香水や柔軟剤、洗剤などの合成香料(化学物質)によって、不快感や健康への影響が生じることです。近年では、香害が原因となり、化学物質過敏症を発症する人もいます。
香りの強さの感じ方には個人差があり、全国の消費生活センター等には、柔軟剤などの香りにより頭痛や吐き気がするといった相談が寄せられています。
自分にとって快適な香りでも、不快に感じたり、体調を崩してしまったりする人がいることを認識しましょう。
香りつき製品を使用する際は、商品のパッケージ等に記載されている使用量の目安を参考にし、周囲の方に配慮しましょう。
国の5省庁(消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省)が
連名で作成、発行したポスターです。