
八千代町では、大正時代から白菜の栽培が行われていました。昭和41年に国の指定産地となり本格的に栽培が取り組まれ、現在では生産量全国1位を誇ります。特に冬場の生産量は圧倒的に多く、霜が降りる季節は、葉に蓄えられた養分が糖化してやわらかく甘みのある“この地域ならではの味”の白菜が収穫できます。令和元年11月に行われた天皇陛下の即位に伴う大嘗祭で供えられる都道府県の特産物「庭積の机代物(にわづみのつくえしろもの)」としても供納されました。
【秋冬白菜】
10月〜翌年3月頃まで収穫される白菜は秋冬(しゅうとう)白菜と呼ばれます。秋に定植し、寒さに当たることで糖度が増し、葉が締まって歯ごたえが良く、甘みが強くなるのが特徴です。鍋料理や煮込み料理に最適です。
【春白菜】
3月〜5月頃まで収穫される白菜は春白菜と呼ばれます。寒い時期に定植し、成長する段階でだんだん暖かくなってくるため、葉が柔らかいのが特徴です。漬物やサラダで瑞々しさを楽しむことができます。
〒300-3592 結城郡八千代町大字菅谷1170