議会用タブレット端末の導入
八千代町議会では、議会のICT活用の推進と議会資料のペーパレス化及び議会情報や災害情報の収集と共有をするとともに、様々な会議のオンライン化を目指すため議会用タブレット端末を導入しました。
令和3年第3回(9月)定例会からデジタル版の議案集を試験的に配信し、議場内においても使用を開始しました。
事業概要
タブレット端末
タブレット端末:Apple社製「iPad Air」10.9インチ Wi-Fi+Cellularモデル
導入台数:15台(議員14台、議会事務局1台)
契約方式:レンタル方式(5年間)
通信事業者:NTTドコモ
クラウド型ファイル共有システム
東京インタープレイ株式会社製「SideBooks(サイドブックス)」
※議員・議会事務局のタブレット、町三役・各課パソコン等にインストール
導入経過
令和元年7月:議会運営委員会で先進地視察開催(福島県喜多方市議会)~議会におけるICT活用(タブレット端末導入)について~
令和2年度中:例会、議会運営委員会、全員協議会でタブレット端末導入について本格議論
令和3年2月:議会運営委員会で令和3年度中に導入決定
令和3年3月:全員協議会で全議員に決定内容報告、令和3年度当初予算で導入に関する予算議決
令和3年4月:契約関係作業開始
令和3年7月:端末導入、操作研修会開催、コミュニケーションアプリを使用し事務局・議員間の情報交換開始
令和3年8月:SideBooks研修会開催、議会運営委員会で使用基準決定、ビデオ通話機能を使用し議長及び議運委員長と事務局間で情報交換開始
令和3年9月:全員協議会で使用基準決定内容報告、令和3年第3回定例会で試験的にデジタル版議案集の配信開始、議場内で端末の使用開始
導入の特徴・工夫点
導入の特徴
八千代町の導入の特徴は、議長や議会運営委員長、ICT活用や議会資料のデジタル化に積極的な議員が中心となり、他の議員や執行部も巻き込んだ活動を強力に展開したため、短期間で導入することができました。
特に新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、会議の開催中止が相次ぎ、議員間の情報交換や町からの情報提供に支障が出ていたことも情報共有の大切さを痛感するひとつの要因になりました。
工夫点
- 初期設定時に議員活動に役立つアプリケーションを事前インストール(Zoom、スケジュール管理、八千代町アプリ、ヤフー防災情報等)
- 初期設定時に議員活動に役立つインターネットサイトを事前登録(茨城県、八千代町、八千代町議会、町例規集、町議会会議録等)
今後について
本年9月議会からタブレット端末の持ち込みを許可して、従来の紙資料とあわせて試験的にデジタル版の資料の提供を開始し、来年9月議会からを目標に議会資料の完全デジタル化を進めていきます。
導入に関する議長・議会運営委員長コメント
中山議長コメント
町議会でもICTの活用推進、議会資料のデジタル化への対応は、重要な課題と認識しています。
タブレット端末を活用して議会資料のデジタル化を進めるとともに災害情報をはじめ、様々な情報を効率的に収集・共有が可能になるため、活発な議論に役立てていきたいと思います。
宮本議会運営委員長コメント
タブレット端末でいつでもどこでも情報を共有し、資料の確認ができるため効率的な議会運営につながります。今後、有効に活用していきたいと思います。
関連ファイルダウンロード
- 【茨城県八千代町議会】議会用タブレット端末プレス向け資料PDF形式/612.23KB

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- 2021年9月12日
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