八千代町教育委員会

1.木心乾漆如来形坐像

木心乾漆如来形坐像

名称 木心乾漆如来形坐像 附.乾漆断片64片
よみ もくしんかんしつにょらいぎょうざぞう つけたり.かんしつだんぺん64ぺん
数量 1躯
指定番号 県指定第124号 彫刻
所在地 八千代町栗山
管理者 佛性寺
年代等 平安時代初期
指定年月日 昭和57年3月4日

木心乾漆如来形坐像 乾漆断片本像は、佛性寺境内にある栗山観音堂に安置されている。木心乾漆造りで、像高59.4cmの如来形坐像である。

欅材を用い、頭・躰幹部・両肩・両足部を含めて竪一材から彫成し、背面に長方形の内刳りを施し、蓋板を当てている。頭部・両足部は木心のままで、乾漆部が剥落しているが、両足部分の乾漆断片64片が実在する。このような木心乾漆造りは、奈良時代後期に官営造仏所で成立し、平安時代初期9世紀末には消滅する造像技法の一つである。遺品は近畿地方に集中し、地方にはほとんどなく、本例は東日本における唯一の作例である。

制作年代は、技法からも知られるとともに、その作風から9世紀前半ごろの様式に即応し、関東・東北で最も古い木彫像の一つである。

「茨城の文化財」第21集 昭和58年 茨城県教育委員会より

復元修理

木心乾漆如来形坐像 復元修理後本像は、平成11年度から平成12年度にかけて、失われていた頭部、両手、両足部の復元修理が行われた。

修理方法は、本像を現状のまま保存するために、欠損部分を木造や漆で復元し、本像に着脱できる方法が取られた。

像は、残された体部の造作等から薬師如来と推定された。顔の復元は、同時代の薬師如来像や同じ技法で造られた仏像とも比較され、コンピューターグラフィックスにより様々な復元図が検討された。

こうして、頭の形や目、口、耳、手足等平安時代初期の特徴を表現し、現状の体にあった薬師如来坐像として復元された。








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