八千代町の文化財
37.十三仏板碑
名称 | 十三仏板碑 |
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よみ | じゅうさんぶついたび |
数量 | 1基 |
指定番号 | 町指定第45号 考古資料 |
所在地 | 八千代町歴史民俗資料館寄託 |
管理者 | 安楽院 |
年代等 | 室町時代 15世紀 |
指定年月日 | 平成31年1月25日 |
十三仏板碑は、頂上に虚空蔵菩薩、その下に3列4段に各回忌の仏菩薩を梵字(種子)で表したものである。
右下の不動明王(初七日)からはじまり、頂上の虚空蔵菩薩(三十三回忌)まで十三仏が配置されている。
年紀銘は一部不明であるが、応永18年(1411年)か文明18年(1486年)と判読することが可能である。天蓋の形態からも15世紀代造立の板碑とすることに矛盾はなく、十三仏信仰が盛んになる時期とも符合する。
関東に約50,000基とも言われる武蔵型板碑であるが、県内では約3,500基確認されている。この内、十三仏板碑は関東でも120基程度と数が少なく、坂東市外4市町で20数例と極めて造立数が少ない。町内では板碑は約80基確認されているが、十三仏板碑はこの1基のみであり貴重な資料である。
材質:緑泥片岩(秩父産)武蔵型板碑
寸法:高さ83.5cm 最大幅24.2cm 厚み3.8cm
形態:山型 二条刻線 天蓋 瓔珞 花瓶
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