町長の部屋
町政運営方針(令和元年度)
〇令和元年度の重点事業とその基本的な考え方について、総合計画の各目標に沿って、申し述べます。
第1:町政運営の基本
町長選におきまして、「いつまでも住み続けたいまちづくり」を理念に、3つのまちづくりプロジェクトを掲げました。これらのプロジェクトに沿い、基本的な考え方をご説明申し上げます。
まず1つ目は、「働きたいまちづくり」です。本町は、農業生産分野では、白菜生産量日本一など、確固たる地位を確立しておりますが、北関東自動車道、圏央道の全面開通や目野自動車古河工場の進出などにより、さらなる飛躍の機会を迎えています。この機会に首都圏への生鮮食料品供給基地としての優位性を確立するため、最新技術の導入や新規就農支援システムの構築、農業の拠点づくりを推進するとともに、新たな地域ブランドが創出されやすい環境をつくるため、生産から加工、販売までの6次産業の起業発掘を進め、「メイド・イン・やちよ」を全国へ発信してまいります。
また、八千代工業団地における企業誘致に関しましては、東地区において、既に2社の立地が決定しておりますが、西地区への早期の誘致実現に向け、みずからが先頭に立 ち、トップセールスによる企業への訪問など、積極的なPR活動を行い、魅力ある優良企業を誘致することにより、みんなが「ここで働く」、「ここで働きたい」と実感できるまちづくりを目指します。
次に、2つ目は、「子どもを育てたいまちづくり」です。人口減少は、これまでつくり上げてきた発展基盤を根底から覆すおそれのある根の深い問題で、長期的な対応が必要となります。私は、八千代町で生まれ育った人たちが、結婚し、八千代町に住み、子どもを産み育て、立派な後継者として、次世代ヘバトンを渡すことが大切だと考えております。そのためにも、安心して子育てのできる豊かな環境や施設を整備する必要があることから、子育て世代包括支援センターの体制づくりを進めてまいります。また、将来を担う子どもたちの教育向上についても、「気力・体力・学力アップ教育」を推進し、健やかでたくましく自立できる子どもの育成に努め、誰もが子育てしたいと実感できるまちづくりを目指します。
3つ目は、「いつまでも暮らしたいまちづくり」です。豊かで暮らしやすいまちとは、誰もが健康でいきいきと暮らし、特に高齢者が明るく豊かな、しかも安全な暮らしが実感でき、全員が健康で長生きできるまちであると考えます。健康寿命を延ばすため、町内医療機関と連携した高齢者向け運動教室を実施するとともに、各種健康診断の受診率向上を目指します。また、みんなが住み続けたいと思う魅力あるまちづくりのため、文化施設や商業施設の充実を図るほか、町内外に自慢できる観光拠点づくりにも努めてまいります。
第2:主な施策の概要
1.誰もが健やかに安心して暮らせるまち 〇子育て世帯への支援拡充 〇多様な保育ニーズに対応する子育て支援環境の整備 〇疾病の早期予防や早期発見、感染予防等の対策 〇家庭や関係機関、地域が一体となった結婚・子育て支援 〇誰もが生き生きと暮らせる福祉体制づくり
2.緑豊かで、安全・快適な生活環境のまち 〇魅力あるまちづくりに繋がる公共交通を整備 〇基幹道路の早期整備 〇防犯力を強化し、事故や犯罪のない安全なまちづくりを実現 〇災害時に即応できる体制づくり 〇合理的かつ計画的な土地利用の推進
3.町に愛着を持ち、意欲あふれる人を育むまち 〇食の安全と美味しく安定した給食の提供を図る給食センターを整備 〇安全・安心で快適な教育環境を整備 〇芸術・文化に触れる機会の拡充 〇スポーツ環境づくりの推進
4.交流・連携で広げる、にぎわいと活力のあるまち 〇農業生産基盤の整備を総合的に推進 〇地場農産物・加工特産品のブランド化 〇将来に向けた創造性のある商工業の振興 〇町内企業の環境整備や雇用の推進 〇町のイメージアップと観光振興を促進
5.みんなで築く、協働のまち 〇コミュニティ推進協議会を中心に、主体性や創造性に富んだ地域活動を促進 〇一人ひとりが尊重される平等で明るい社会の実現を目指し、学習・啓発活動を推進 〇男女がともに活躍し、責任を担う男女共同参画社会の実現
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