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町長の部屋

町政運営方針(令和6年度)

〇令和6年度の重点事業とその基本的な考え方について、総合計画の各目標に沿って、申し述べます。

第1:町政運営の基本

 全国的に少子高齢化、人口減少の傾向にありますが、本町においても、少子化が加速し、令和4年の出生数は88件と、令和元年の128件と比較して32%も減少している状況です。人口は、令和6年1月で2万1千90人、そのうち1千701人が外国人住民で、全体の8%を超えております日本人住民は1万9千389人と2万人を割り込んでいます。令和2年1月と比較した4年間の減少率は全体では5%減ですが、外国人住民が27%増加しており、日本人住民に限っては7%、1千441人が減少しています。                                                     

 少子高齢化、人口減少により、社会の担い手が不足し、消費の減少、経済の衰退、医療・福祉費の負担増など、様々な分野に影響が及び、社会の活力が低下することが懸念されます。また、国勢調査の結果によりますと、本町への転入先と、本町からの通勤目的の人の動きは、ともに古河市が第1位で、古河市との結びつきが強いという結果が出ています。下妻市は第2位となっています。さらに、全国的に自治会への加入率の低下が課題となっておりますが、本町においても例外ではなく、行政区への加入率が低下し、本町特有の伝統的なコミュニティ活動に負担感を感じる町民の声も少なからず寄せられています。

 時代と地域の変化に合わせて改善を図りながらも、町民の安心安全な生活を守るためには、人と人との結びつきが欠かせません。一人一人が主体的に関わり、活力のあるコミュニティ活動に変え、町民の生活の質を上げていくことで、住み続けたいと思えるまちを実現できると考えます。町民一人一人の声に耳を傾けるために、町民からの意見箱を設置して、行政の透明性を高めるよう努めております。ふるさとザ談会には、多くの町民が参加していただきまして、活発に意見交換を行い、まちづくりへの熱い思いに触れることができ、新たな思いで取り組む活力となりました。引き続き、町民の皆様をはじめ、様々な分野の方々と交流を深め、まちづくりに関する多くのご意見や提言をいただき、政策に取り入れてまいります。

  令和6年度は、まちづくりの方針である「第6次総合計画」の4年目になりますので、当町を「人のつながり 心の豊かさ」を大切にした「ちいさくてもキラリと光る」誇りあるまちとして発展させ、自主財源を確保しながら活力と魅力あふれた持続可能なまちづくりに取り組んでいく所存でございます。

第2:主な施策の概要

1.豊かな自然の中で、安全・安心に暮らせるまち                                                             〇ふれあい戸別収集事業:集積所までごみ出しすることが困難な高齢者や障がい者のみの世帯に戸別収集                                                                         〇空き家バンクリフォーム支援事業:空き家バンクに登録された物件を購入して、町内事業者がリフォームした費用を助成                                                                       〇自転車用ヘルメット購入助成事業:児童生徒および高齢者を対象に、自転車用ヘルメットの購入費用の一部助成(各学校指定の通学用ヘルメットは対象外)

2.誰もが健康で、いきいきと暮らせるまち                                                                           〇医療福祉費助成事業:18歳の年度末までのすべての子どもの医療費無償化                                                                            〇不育症検査・治療費助成事業:不育症の検査・治療を受けた方の治療費助成                                                                            〇福祉タクシー利用助成事業:高齢者や障がい者が通院などに利用するタクシー乗車料金一部助成

3.未来につなぐ、八千代人を育むまち                                                                            〇出産お祝い金支給事業:将来を担う子どもの健やかな成長を願い、お祝い金支給(第1子・第2子:20万円 第3子以降:30万円)                                                                                                                                                                                                              〇出産・子育て応援交付金事業:妊娠時に出産応援ギフト、出産後に子育て応援ギフトとして、それぞれ5万円を支給                                                                                  〇学校給食費無償化事業:町内小学校学校給食費の無償化                                                                                                   〇英語教育強化事業:英語検定受験料の一部助成、イングリッシュキャンプなど、児童生徒の英語能力強化                                                                       〇スタートアップ事業:来年度の新中学1年生の保護者に、入学応援金として2万円支給                                                                                                       〇子ども体験学習事業:小学5、6年生を対象に、北海道で6泊7日の宿泊学習実施                                                                              〇高校生キャリアアップ応援事業:英語検定や簿記検定、フォークリフト技能講習など、対象となる資格・検定の検定料一部助成                                                                                                    〇結婚新生活応援事業:新婚世帯対象に、住宅の取得費用やリフォーム費用、賃借費用などの一部助成

4.地域の特性を生かした、働きやすいまち                                                                                                      〇鬼怒川サイクリングロード整備事業 〇農業振興地域整備計画変更業務 〇地域計画策定業務                                                                           〇農地耕作条件改善事業(地域内農地集積促進型)

5.みんなで創る魅力あるまち                                                                                       〇外国人相談窓口事業:日本語に不慣れな外国人住民を対象に、外国人相談窓口の設置                                                             〇コミュニティ活動維持費助成事業

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