Language閉じる

町長の部屋

「食」をテーマとしたまちづくりについて(町長コラム:令和8年3月) 

 私は常々、八千代町の農業の力はすごいと言い続けています。それは、きちんと後継者の問題や農業生産額をはじめとするデータに表れているからにほかなりません。そして、その大きな蓄積された力を他産地と区別するために、今後のまちづくりの方向として「食のまち(仮称)」をテーマとし、総合計画後期基本計画に盛り込むべきと考えています。日本一の生産量を誇る「白菜」。この野菜をはじめとする数々の農産物が、その道しるべとなる活躍をしてくれるはずです。

 しかし、そのためには準備が必要です。ただ農産物が豊富にあるからということではなく、多角的に「食」というものをとらえる考え方が必要になります。例えば「フードロス」の問題。フードロスとは、食べられるのに捨てられる食品のことですが、今、日本人一人当たりの食品ロスの量は年間51キログラムとも言われています。「3010運動」。食品関連の仕事をされている方はご存じであろうと思います。この運動は、宴会時の食品ロスを減らすための運動であり、各地において、名称は違えど同様の活動が全国にあります。乾杯後の30分間とお開き前の10分間は、自分の席で料理を楽しみ、食べ残しを減らすことを呼びかけることから名づけられたものです。そして、残ったものは持ち帰るなどの工夫も含まれます。宴会では、席を離れ歓談することが多く、料理が手つかずのまま残されがちで、この運動はそうした状況を改善し、食品を無駄にしない意識を高めることを目指すものです。

 実は、つい最近のことですが懇親会の席で、ある方が突然マイクをとりました。そして「食品がもったいないので全部食べましょう」と会場に訴えたのです。その時に、国や自治体が3010運動なるものを推進していることを思い出し、「食のまち」を目指すためには、組織づくりや加工技術や販売経路、来客数や販売額等のほかに意識づくりも必要なんだと考えさせられました。生産者の皆さんが大切に育てた野菜や果物を、まちの活性化につなげるという構想です。身近過ぎて考えていなかったこの構想。ヒントをくれたのは、早稲田大学の学生さんや町民の方です。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒300-3592 結城郡八千代町大字菅谷1170

電話番号:0296-48-1111

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

八千代町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
メール認証のためのメールアドレスをご入力ください。