八千代町の文化財

1.谷中家住宅主屋

谷中家住宅主屋(正面)

特徴的な市松模様の軒付け

名称 谷中家住宅主屋
よみ やなかけじゅうたくおもや
数量 1棟
登録番号 第08-0316号 建造物
所在地 八千代町坪井
管理者 個人
年代等 明治30年代
登録年月日 令和4年6月29日
谷中家は江戸時代には代々弥五左衛門を名乗り村役を務めた家である。
 
主屋は明治30年代の建築とみられ、梁間5間半・桁行9間の大規模なものでこれに寄棟・茅葺の屋根がかかる。棟には煙出しも設けられ、屋根には市松模様の軒付けが施されている。
軒高が高く、駒形の断面を持つせがいが正面・西側面に廻されており、近代の民家らしい外観を有している。間取りは桁行・梁間の両方向に3室が並ぶ形式で、オクザシキは床・付書院を備える本格的なものである。
 
敷地内にはこの他、土蔵・板倉・牛小屋・焚き場・井戸屋形などが現存し、主屋をはじめ全体として近世・近代の農家の屋敷構えの歴史的風致を良く遺す貴重な事例である。
 
(筑波大学教授藤川昌樹氏調査所見より)

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