明るい選挙(寄付禁止と三ない運動)
明るい選挙って?
私たち国民の様々な意見や要望は、選挙で選出された代表者によって国や地方の政治に反映されます。従って、国や地方の政治が私たちの意見や要望を踏まえ適正に政治が行われるためには、選挙が公正に行なわれ、国民の代表としてふさわしい立派な人が代表者に選ばれなければなりません。そのためには、もちろん公職選挙法を始めとした選挙制度の整備も大切ですが、私たち一人ひとりが選挙制度を正しく理解し、政治や選挙に関心を持ち、候補者の人物や政権、政党の政策を理解し、自分の大切な1票を進んで投票することが必要です。
明るい選挙とは、「有権者が主権者」としての自覚を持ち、進んで投票に参加し、選挙が公正公明かつ適正に行われ、私たちの意思が正しく政治に反映される選挙のことです。そして、これを進めるための行政と民間が一体となった運動を「明るい選挙推進運動」といい、特定の政党や候補者を支持したり、反対したりする政治活動や選挙運動とは、はっきり区別されます。
寄付禁止
政治家の寄付は禁止です
よく「選挙にはお金がかかる」と言われますが、その理由の一つは政治家と有権者との日常のお付き合いにあるといわれています。
公職選挙法では、政治家が選挙区内の人にお金や物を寄付することを禁止しており、以下のものを除いてすべて罰則の対象になります。
- 政治家本人が自ら出席する場合の結婚祝い
- 政治家本人が自ら出席する葬式や通夜の香典
政治家に寄付を求めることも禁止です
私たちが日常のお付き合いとして一般的に行っている寄付であっても、政治家はこれを行うことはできません。明るい選挙の実現のためには、政治家はもちろん、私たち一人ひとりの自覚が必要です。
後援団体の寄付や時候のあいさつ状も禁止です
後援団体が花輪や香典、祝儀などを出すことも禁止されています。また、政治家は年賀状などのあいさつ状を出すことも禁止されています。
三ない運動
三ないとは、政治家は寄付を「贈らない」、有権者は寄付を「求めない」「受取らない」という公職選挙法で禁止されている3つの行為をしないことです。三ない運動は、明るい選挙を推進するための原点ともいえます。政治家と有権者のつながりはとても大切ですが、金銭や物で培われたものではいけません。お金のかからない、明るい選挙実現のため、みんなで徹底しましょう。
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- 2018年2月15日
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