八千代町の文化財

14.木造十一面観世音菩薩立像

木造十一面観世音菩薩立像の画像

 
名称 木造十一面観世音菩薩立像
よみ もくぞうじゅいちめんかんぜおんぼさつりゅうぞう
数量 1躯
指定番号 町指定第22号 彫刻
所在地 八千代町八町
管理者 新長谷寺
年代等 鎌倉時代末~南北朝時代
指定年月日 平成5年8月25日
 

本像は、新長谷寺の本尊の御前立仏である。

檜材を用いた寄木造で、像高102cmの像である。

頭上の化仏は宝冠によって隠されてしまうにもかかわらず、小さな面の細部まで省略されずに丁寧に彫刻されている。宝冠は銅製の透かし彫りで、正面上部に宝珠をつけ、下部には菊花、左右には蓮華が透かし彫りされている。

手足ともすべての指に関節線が刻まれ、各爪の三日月まで明瞭に示されている。右手の掌には、知能線・生命線・感情線まで刻まれている。

非常に写実的かつ精緻な造りで、本尊とあまり年代が離れない時期の作品である。

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〒300-3572 結城郡八千代町大字菅谷1017-1

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