まちづくりを若者の手で(町長コラム:令和3年8月)
35人中8人(H28)、67人中9人(H29)、51人中6人(H30)、30人中10人(R1)、27人中6人(R2)。ここ5年間の受験者と採用人数です。学歴別に見ますと、受験者は大卒136人、高卒・短大卒等74人です。
採用試験は、一般教養試験、論文(テーマは毎回異なる)、面接試験の3つの試験それぞれの合計点数によることとなります。毎年、行政に携わり努力され卒業する方、そして、新たな力が加わることで組織が維持されます。今年も当該試験が行われます。どんな優秀な、或いは特技や個性のある若者が挑戦してくれるか期待と楽しみでいっぱいです。組織は一つですが、構成する職員はそれこそ個性の集まりです。人で構成される関係上、個々の能力、努力、人間性などにより組織力は大きく変化します。町長には「職員の能力向上を図る」という大切な役割もあります。八千代町では職員研修計画を定め、職員の資質向上を図っております。茨城県への実務研修生としての出向、自治大学や市町村アカデミーへの派遣、外部講師を依頼した専門知識養成、教養向上研修など様々です。民間会社への出向もありました。地道に組織力を高めていくことが大事であると考えています。
さて、戻りますが、面接時になぜ公務員になりたいかという動機を確認します。大切な項目です。「八千代町を元気のある住みよいまちにしたい」「公務員として、可能性のあるまちとしてより地域のために自分の力を役立てたい」などの言葉がかえってきます。「そうだよな、そうなんだよ」とうなずいて聞いてしまいます。難関を突破し初出勤し、町職員として長き職場人生の第一歩を踏み出します。期待・不安の中。まさにその第1日目、任命権者に対して大事な法的行為があります。宣誓。これをしてからでないと仕事をすることができないことになっています。「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行します」。地方自治体の仕事は、時代とともに変化し続けています。新しい感覚、知識、手法が絶え間なく必要になるでしょう。ベテランと新人がうまくかみ合うことが、組織の推進力となり、円滑な行政運営の柱となります。また、戻りまして、今回はどんな魅力ある若者が挑戦してくれるか、大いなる期待を持って「職員採用」。この重要な仕事に望みたいと思います。
来たれ若者!来たれ情熱のある者!
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- 2024年6月15日
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