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若者のパワーを農業へ(町長コラム:令和4年9月) 

  八千代町でも活動が始まった「地域おこし協力隊」は、都市地域に住む者が人口減少等の進行する地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発、販売のPR等の地域おこし支援や農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みで、活動費用のすべてが国の負担で賄われることがポイントの制度です。

 地域おこし協力隊は全国各地で活躍し、地域の活性化に大きな成果を上げていますが、町では、県から銘柄産地として指定を受けている「あくと梨」の将来に向けての栽培面積拡充、技術の習得・継承等を図る必要があることから、当該制度を取り入れるべきと判断し、全国に広く熱意と覚悟のある若者を募集いたしました。

 当初は八千代に来てくれる者はいるのかと半信半疑(失礼)でしたが、結果は11人もの強者が手を挙げてくれました(涙が出るほど感謝、そしてそれぞれの経歴がまたすごいことに驚きました)。ここで、残念ながら4人という採用枠があり、どうしても欲しい人材ばかりですので、国と調整を行い、なんとか6人枠を確保(すでに多文化共生支援とにぎわい創出支援で2人採用済みなので、これで8人)できることとなりました。話はそれますが、今回採用できなかった5人の方についても今後も交渉を続け、できれば八千代町に移住いただき、農業ができる機会を創造したいと思います。叶わずとも、八千代町応援団として活躍いただきたいと真剣に考えています。

 戻りまして、今回の採用にあたっては職員の発案により、11人全員に事前に町内の梨農家さんの協力を得て、実際の作業を体験する日を設けましたが、厳しい暑さの中、へこたれるどころか、さらにやる気を増したというたくましさでありました。さらに面接を経て採用となった6人の方には、早速梨農家さんと話し合いをし、全員の受け入れ先も決定いたしました。課題である「八千代町の誇りである、東京市場でも美味しいと評価の高い『あくと梨』の栽培面積の拡充や技術の習得・継承」にご尽力いただきたいと心から願うばかりです。 また、町としまして、農地を確保(賃貸借・売買)しやすい環境づくりや機械購入費用等の支援体制をしっかりと確保することにより、100年余の歴史を誇る「八千代町産あくと梨」を将来にわたり守り続けてまいります。

 今後も基幹としての産業の「儲かる農業実現」に向けて、6次産業化の推進やブドウや甘藷等新たな産地づくりへの取り組み、情報発信力の強化、適正な労働力(外国人労働力)の確保等を強力に実施していきます。

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このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒300-3592 結城郡八千代町大字菅谷1170

電話番号:0296-48-1111

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